役員メッセージ

ロージーベルには、教員、会社員、会社役員、公務員、NPO法人代表、弁護士など、13名が役員として携わっています。
それぞれ職業や立場は異なりますが、少年たちの立ち直りたいという思いを信じ、ともに悩み、ともに歩み、いつの日か少年たちの笑顔に会いたいという思いから、ロージーベルに参加しています。
各活動の企画から実施に至るまでを役員が担っていますので、試行錯誤の連続ですが、一つずつかたちにしていければと思っています。
役員一人ひとりのメッセージを順次アップさせていただきます。
■理事  内藤 喜仁 (H24.5.就任)
 弁護士(仙台弁護士会所属)
■”理事就任ご挨拶”
 私は、これまで少年事件に多く関わってきたわけでも、少年の更生のための活動を一生懸命してきたわけでもありません。もちろん、弁護士としても、一人の人間としても、まだまだ半人前です。そんな私が、ロージーベルに、しかも理事として参加することになったきっかけは、ある少年との出会いでした。
 当時は東日本大震災の直後でもあり、少年と私は非常に困難な状況に追い込まれていました。そして、私は少年のために何もできない自分の無力さにさいなまれていました。そんな絶望的な暗闇の中を少年と二人でさまよっていたとき、私たちを優しい光で照らしてくれたのがロージーベルでした。私は、そのとき差し伸べられた手の温もりを今でも忘れることができません。少年もきっとそうだと思います。
 私の前に現れた役員、スタッフ、そして惜しみない協力を注いでおられるボランティアの皆さんは、一人一人の少年を立ち直らせるため、知恵をしぼり、時には体を張り、全力で取り組んでいました。少年の立ち直りを支援すると言葉で言うのは簡単ですが、その道のりがどれほど困難なものであるかは想像に難くありません。けれども、皆さんに悲壮感は全くなく、とても活き活きとしていました。その様子を見て、当時の私は衝撃を受けました。とても自分にはできないことだと思いました。しかし、ロージーベルの活動に関わっていけば、自分も少しずつ皆さんに近づいていけるのではないかと思うようになりました。
 時を同じくして、理事長から理事就任のお誘いをいただきました。ご厚意に心から感謝するとともに、自分が変われる格好の機会であると思い、お誘いを快諾し、平成24年度から理事として参加させていただくことになりました。
 ロージーベルの助けを必要としている少年はたくさんいると思います。理事長、副理事長を補佐し、ロージーベルの一員として、一人でも多くの少年の立ち直りのため尽力していく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
■監事  須田 晶子
 弁護士(仙台弁護士会所属)
■”監事就任の挨拶に代えて”
 副理事長である勝田弁護士と共にアネスティ法律事務所を立ち上げたご縁で、平成22年4月より、監事としてロージーベルに関わらせていただくことになりました。
就任後、約半年が経過しましたが、理事長をはじめ、関係者の熱意に、日々、圧倒されています。
 ですが、少年の立ち直りの手助けをしたいという思いは、私も共有しています。
少年院で更生に向けて努力してきたのに、身寄りがないため、あるいは家族はいても少年との関わり方に問題があるため、帰る場所がない…これは、その少年の責任ではないはずです。
少年には、自分自身で環境を変える力が十分にはありません。
私達は、そんな少年達を支えていきたいと考えています。
 少年達が笑顔で暮らせる社会こそ、皆が幸せに暮らせる社会と言えるのではないでしょうか。
一人でも多くの少年の笑顔のために、微力ながらお役に立つことができれば幸いです。
■理事  佐藤 万里子
 会社役員
■”ロージーベルとの出逢い”
 私がロージーベルと知り合ったのは、理事長の講演会でした。
容姿・声・スタイルすべてにインパクトのある理事長の、迫力ある講演に感激し、涙し、彼女について行こうと決意して活動に参加させて頂いております。
 微力ではございますが、「私にできることは何か?」を考えながら、活動を続けて行こうと思っております。
多くの皆様から頂戴した大切な浄財と温かい励ましで、愛が溢れる「少年の家」をつくり、子どもたちを見守っていければと願っております。
■理事  柴田 隆一
 中学・高校教員
■”ロージーベルとの出逢い”
 「花のとなりで」の一節を歌わせて頂くことから活動に入り、ラジオのDJ等を通して現在まで多くの少年たちや少年を支える方たちとのご縁を頂いています。活動の中、本当に他を第一に考え「美しく生きておられる方」と接することができ、自分の視野がすごく広がっています。
 非力な自分故出来ることには限りがありますが、「立ち直りたい」という強い意志を持つ少年たちの力になり続けていきたいと考えています。ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
■理事  三浦 じゅん
 弁護士(仙台弁護士会所属)
■”ロージーベルとの出逢い”
 同じ弁護士の勝田さんが少年の家を作る活動をしているらしいということは、ずいぶん前からきいておりました。弁護士が子どもに関わる場としては少年事件が代表的ですが、私がこれまでに少年事件で関わった子の中にも、帰る家がなかった子がいました。そういう子らに対しては、当時としては精一杯、私なりに手を尽くしました。しかし、もしこの子に帰れる家があれば別の結果もありえたかもしれないという思いは残りました。勝田さんにロージーベル活動のお誘いを受けたのは、そんな思いがまだ強く残っているある日のことでした。
 まだまだ未熟者の私ですが、情熱的で尊敬できる仲間たちと一緒に、ロージーベルの一員として活動していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
■理事  中島 匠
 会社員
■”ロージーベルの印刷物に注目してみてください”
 ひょんなことからお声掛け頂き、ロージーベルの活動に参加しています。
 ロージーベルでは印刷物のデザインをさせて頂くことも多いのですが、デザインも、言葉と同様に強い意味を持ちますので、その事を考えながら制作しています。
 講演会などで皆様とお会いすることもあるかと思います。その時は、ぜひご意見を頂けるとうれしいです。
 今後もロージーベルの印刷物には注目してみてください。
■理事  中島 美穂
 会社員
■”ロージーベルによせて”
 理事長ロージーと強烈(?!)な出会いから早20年が経ち、おかげで前向きな素敵な仲間に巡り会うことができました。そして今、少年の家に関わることができ、充実した活動のお手伝いをしています。
 もし、大人の一方的な事情で幸せになれなかった少年がいたら、私の力は小さいけれど、少年の立ち直りのために手を差し伸べ、幸せの元へ導いてあげたいと思います。
 すべての出会いに感謝です。
■理事 木村 和裕
 公務員 (宮城県BBS連盟会長他)
■”ロージーベルとの出逢い”
 2001年3月、地元の保護司さんから「エフエムいわぬま」で少年院向けのDJをやっている人がいるとの紹介があり、見学のつもりで遊びに行きました。そこにいたロージー(ロージーベル理事長)の人柄とそのパワーに圧倒され、その場でカントリーボーイ(少年院向けDJの制作グループ)のスタッフに入れていただきました。
 その後、ロージーを通してたくさんの出会いがあり、どんどん世界が広がっています。
 ビデオと写真撮影を趣味にしており、ロージーベルの一員として自分の得意な分野で協力できればいいかな、と思っております。よろしくお願いいたします。